- 2021/05/05
- Category : 楽天イーグルス
休養日とは言え
別に黒川を出したかったから、というよりは浅村を休ませるためのDH。そのうえ、茂木は出したかったのでディクソンライトで岡島ベンチというオーダーだったのだろう。しかしこれが誤算。
今宮のフェンス直撃弾は思ったより伸びたのか辰己が深く追いすぎた。しかし田中や岡島ならクッションボールが来るあたりまでサポートに来ていただろう。だがディクソンは一緒にボールを追いかけて途中で立ち止まってみているだけ。自分の頭を超えたクッションボールを自ら拾いにいってからの返球じゃ間に合わないに決まっている。
あと、返球がランナーに当たったから茂木のポロリは仕方ないが、誰もカバーに行ってなかったのはなぜだろうか?捕手が行って投手が本塁をカバー、もしくは投手がカバーに行くのどちらかだろう。
村林の起用も相手が左腕だったからではなく、小深田は明らかに疲れているという判断からだろう。思えば去年の前半は守備固めが多く連戦が続くGW中のフル出場は未経験だもんね。
しかし捕手が下妻でなく太田だったのはなぜか?昨日の序盤打たれたから、ではなくて単純に右が苦手の笠谷だから太田の打撃に期待したのだと思う。だって太田が7番だよ?7番といえばチャンスも回ってくる。普通なら黒川が7番だろう。
しかし、結局はチャンスで太田に代打を送るなど作戦は大失敗に終わった。前にも書いたが太田は「打てない捕手しかいない」楽天の中では比較的打てる方であって、甲斐、ロッテの田村とかとは比べ物にならないのである。
リード面でも岸とは合わないのか、柳田が同じインコースのカーブを2球空振りすると3球続けて打たれたりと、今までにない配球。そりゃ3球つづければ打たれるよ。今までにないというか太田にはありがちな配球。普通なら2球インカーブならアウトコース低めストレートだがもう一球カーブで裏をかいたつもりなのか?あまりにも薄っぺらである。
今の岸はストレートは140kくらい。ど真ん中に投げても空振りは取れない。カーブ、スライダー、チェンジアップと組み合わせての緩急と奥行き、そして左右のコースをいっぱいに使った投げ分けだけが命だろう。ただ、太田の配球はほとんどストレートばかり。いつもの初球カーブでストライクを稼ぐというケースもほぼなく、初球のストレートを狙い撃ちされていた。
もちろん、周東の盗塁阻止には太田のほうが有利だが(昨日は下妻で一回成功、太田で一回成功)やはり相性というか普段のコミュニケーションは大事ではないか?岸にしては珍しくいらだって何か言っていたような場面もあったし。
攻撃ではノーアウト満塁が二回もあって1点しか取れなかったことに尽きる。前進守備の時もあったが差が大きいとはいえスクイズとかでコツコツとっていけば最後は2点差だったのだからねえ。ディクソンは守備隊系で3ゴロで1点とれたが、その前の前にも飛ばせない三振が痛かった。二軍にも良い野手はいないので仕方ないが代打陣がひどすぎる。小郷なんてなんで一軍にいるのかわからないくらい。だって彼ができるのは打つ事だけでしょう?
今日は休養日のオーダーを完全に間違えたとしか言いようがない。好調の岡島を外してライトの守備力を落とすならディクソンを休養させたほうがよかったですな。浅いライトフライでもギリギリで捕球したためにバックホームが間に合わなかったしね。まあ、しかしディクソンが慣れずにこののままだったら楽天は3位すら危ないから我慢して使うしかないんだけど。カスティーヨの件を抜いても楽天は外国人次第なんだから野手二名のみ、という判断が甘すぎたとしか言いようがない。
※拍手コメントありがとうございます。
★りりはちさん、ディクソンは相手に脅威を与えていないので7番あたりがちょうどよいでしょうねえ。
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