- 2017/06/12
- Category : 楽天イーグルス
大接戦で広島に勝ち越し
今日は岸とは言え、1点では勝てないだろう、とチームも思っていたはずだ。
しかし初回例によって茂木のクリーンヒットから始まる。ペゲーロの鋭い当たりのファーストゴロはエルドレットに取られるも二塁送球を逸らす。ほんの少しベースから奥へ転がっただけで田中はすぐ拾いにいったのだが素早い判断で茂木は一気にサードを陥れる。この好判断と走塁がなければ結果として負けてたかもしれないよなあ。
その後、3番岡島が初球をミートして良い当たりのセンターフライ。犠打となって3番としては最低限の仕事はこなした。
1点先制してやや優位な気持ちで見ていたら、その裏に鈴木誠也に豪快なライナーの一発を浴びた。昨日と言い、22歳にして大変な選手ですなあ。その後、両チームとも、広島はヒットのランナーを、楽天は四球のランナーを出すのだけれどあと一本が出ず無得点。
しかし5回、岸がバティスタに四球を与え送られて2塁。ここで捕手の石原につまったけれどショート上を抜けるタイムリーヒットを打たれて2-1。もしかして、このまま終わるんじゃないかとも思った。
しかし裏、島内が死球で出塁、藤田がレフトの間に落ちるポテンヒット。ここで嶋が久々に右打ちで1、2塁間を破るが、ライトは鈴木誠也。さすがに還ることはできなかっただろう。こういうとこころも鈴木選手の大きな能力ですよねえ。しかしまだ1アウト。スクイズ?は茂木にはやらせないでしょう。ということで打っていきましたがファーストゴロでホームはアウト。ペゲーロは打っていこうとはしていましたが最終的には見送って、押し出しで同点。それでもまだ満塁で3番岡島。チャンスに回ってくるなあ3番は。2アウトなのでここはヒットしかないのですが、当たりそこねのセカンドゴロ。この時は、やっぱり岡島は打撃急下降中だよなあと思った。昨日だって0だもんね。正直、だったら聖沢にしとけばよかったんじゃね?とも思った。
そして7回には楽天もピンチの場面。松山がヒットで出塁。次のバッターはバティスタなので送らずに打ってきた。これは打ち取ったけど、恐ろしいランナー野間が今日も盗塁。嶋が刺したのは良いけどバッター西川にはヒットを打たれて2アウトながらまたランナーが出る。すぐに西川は盗塁を敢行して今度は成功。出ればすぐに盗塁を企て、それにヒットが絡むとこうもやっかいになるんだと痛感。こじゃあ岸もくたくたに疲れちゃうよ。しかしその後はさきほどタイムリーを打たれた石原を渾身の外角低めストレートで空振り三振。このあたりは岸の底力を見た気が。
中崎が出てきた7回。藤田が中崎の速球をピッチャー返しでセンター前。嶋が送って茂木勝負。しかし茂木はボテボテのファーストゴロ。ところが茂木の走りの方が早くて内野安打。ペゲーロはまたまた四球を選んで満塁。ここでまた岡島に打順がきちゃったわけですねえ。プレッシャーあったと思う。しかし四球狙いなんてせずに初球から振ってレフトフライ。これは肩の強い鈴木のいるライトではなく、弱いレフトへもっていこうというスイングに見えた。やや浅めだったけど藤田が気迫のヘッドスライディングで逆転成功!
ここから8,9回の必勝リレーでは終わらないのが広島戦。ハーマンはボールが高く、さっそく四球。菊池が送って今日は当たってない丸勝負。丸にはライト前に運ばれる。ペゲーロが自慢の肩でホームへ矢のようなダイレクト返球も元々間に合う訳もなく丸はセカンドへ走る。嶋のセカンド送球をカバーが遅れたショートもセカンドも取れずボールを後逸する間に丸は一気に三塁へ。1点取られて尚、1アウト3塁というピンチになってしまったのじゃ。ペゲーロが中継に返していれば1塁でとどめられたんだけどね。ま、外国人は直にバックホームと言う野球文化なんでしょう。そしてバッターは鈴木誠也。絶体絶命。
しかしハーマンは投げているうちに制球が安定してきたのか鈴木をナックルカーブでサードゴロに打ち取り三塁ランナーはくぎ付け。一発が怖いエルドレッドもファーストファウルフライに取って同点のまま8回裏へ。
相手はセットアッパーのジャクソン。確か球の速い人。昨日からヒットのない銀次がまたしてもぼてぼてゴロ。しかしショーとの深い位置に飛んだため、懸命に走った銀次はセーフ。島内が送りバントを決めて1アウト2塁でバッターはアマダー。正直打たないだろうなあと思ったス。でも相手がやけに警戒してボール球になる外角しか投げない。これで昨日も抑えてたら「楽勝!」とかどんどん真ん中投げてきただろうけど、昨日打たれているから慎重になりすぎたんだと思う。たまに打っていれば威圧的効果はあるもんですな。ランナー1、2塁になったところで藤田。イメージ的に剛速球には力が及ばないという感じがしてたんですが。速い高めの球を強振して強い打球がライト前に飛びました。
ただ、銀次のスタートが遅れた?とかでなかなかホームベース前に姿を現さないのでヒヤヒヤした。ライトは鈴木誠也だから送球が逸れなければギリギリのタイミングだったかも。9回はランナー出したけど松井が抑えて結局は2勝1敗の勝ち越し。しかし広島はなんといっても打線の強さは恐ろしいとしか言いようがない。ホームランバッターは何人もいるし、多くの打者が盗塁してくるし。守備も良い。美馬、岸の週後半で当たったのは運がよかったのかも。
今日の試合でよかった点
茂木のバッティングと何といっても走塁
岡島が3番の重圧に耐えて二度のチャンス共に犠牲フライと言う最低限の仕事はしたこと
(ただし凡退もしたし、本来はタイムリー打つべきなので3番決定ではないですねえ)
アマダー、ペゲーロが四球を選んだこと
解説で池山コーチがアマダーに打てそうな球以外は見送れ、と言った、と言う話が出てましたが。確かに見逃し三振してましたけど、外角の微妙なボールには全く手を出しませんでした。見逃し三振のボールも正直審判が怪しいとも言えるようなコース。
またいつもは届けば何でも振りに行って自分で決めようとするペゲーロですが、今日は我慢して見逃して四球を二つ選び、結果的にこれが点に繋がってます。
島内もヒットはないながらファウルで粘り3四球、1犠打と目立ちませんが勝利に貢献しました。
これがヒットが出ないときの対策としてコーチから全員に徹底されてたのなら、今後もやや打撃は上がってくるんじゃないでしょうか。ただ銀次はボール球をわざわざ難しい方法で打ちに行っているように見えるけどね。
しかし正直なところ広島と楽天では打線の強さでは広島にまったくかなわないよなあ、と思ったです。だってエルドレットは今日だけ出たわけだし、バティスタはヒット1本に抑えてもこれだもんねえ。楽天はウィーラーとペゲーロ出なかったらかなりアレだもんね。楽天の外国人にはデスパイネみたいに怪我だけはしないようにしてほしいもんだ。
拍手コメントありがとうございます。
skd61さん、あのうたはアタシもムカッときます
大阪近鉄さん、藤平ってニュースは本当ですかね?前回ちがってたし…
take bali 二日続けて疲れる試合でしたね
ナナシさん、アマダー、隠れた意味ではスタメンでよかったと
らく10さん、野間は初見ですが、あの盗塁はすごいですね
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