- 2017/08/06
- Category : 楽天イーグルス
キミはアマダー要らんと言ったよな
こういう先制点は雰囲気を悪くしますが、茂木が二球目をレフトへお返しのソロホームラン。これで俄然ベンチも持りあがったようです。
両チームともにランナーは出すものの点にはならない展開が３回まで続きました。
３回。銀次はフライアウト。島内がセンターへの２ベースヒット。ここでバッターはアマダー。今までなら「またサードゴロかよ」と思うところですが相手バッテリーの誘いには乗りません。インハイは見逃し。外へのスライダーも見逃し。低めの変化球がやや真ん中よりに入ってきたところを強振。画面では左中間へのライナー性ヒット。アマダーの足ならシングルか？と思いましたがライナーは斜めに上に伸びて行ってスタンドに飛び込む３ランホームラン。勝ち越し点が欲しいところだっただけに、興奮しましたなあ。
松井稼頭央も久々の２ベースで続きましたがクルーズ先生がファウルフライでチェンジ。
次は６回。ウィーラーがライト線の際どいところに飛ばして、これが２ベース。一日１本は打ちますね。ここでバッターはまたまたアマダー。今度は涌井の２球目の高めのストレートを豪快に振りぬいて高い放物線を描く文句なしの大きな２ランホームラン。これで一気に４点差として試合は決ったかのようでした。
美馬が打たれている加藤を迎えたところで７回を投げ切る前に高梨にスイッチ。念のため…なのでしょうが裏目の結果になりました。高梨は完璧に抑えたんですけどね。
８回の方程式ハーマン。角中をセンターフライ、井口をライトフライ、とあっさり２アウト。もう危なげないね！という内容でしたが。鈴木にヒット、中村に四球でランナー１、２塁。ランナーをためるとボークが気になるのか、雨で濡れたマウンドが気になるのかボールが上ずってストライクがはりません。そして入れに行ったストレートを根元に３ランホームランをうたれやがります。これで１点差！しかも楽天はウィーラーもアマダーも引っ込めているのです。
４点差くらいで主力バッターを引っ込めるという余裕采配は危険ですな、もし延長になったら打てない人ばかり残る事になって勝ち越しができませんからね。
しかし、今日の楽天は８回下位打線からも追加点を取るべく頑張りました。
松井稼頭央が１、２遊間を破ってライトへヒット、代走田中。クルーズのかなり下手な右打ちが１、２遊間を破ってノーアウト１、２塁。嶋が送る気配を見せながらバスターでショートへゴロ。結果、１アウト２、３塁と理想の形。
ここでピッチャー交代で左の松永。次のバッターはオコエなので右なら枡田を出すだろうと思いました。しかし左なので右バッターは捕手しかいないからオコエを打たせたんすかね。
オコエは初球からファウル、ファウルで追い込まれます。３球目の内角低めスライダーを引っ張った打球は前進守備の三遊間を抜けてタイムリーヒットとなりました。その後、銀次が前進守備のレフトを超えるタイムリーを打って２点追加。とうとう８－４と再度４点差にしたのです。
ところが９回。万全のリリーフ福山の登板でしたが簡単には終わりませんでした。
加藤がライト前にヒット。荻野の強いセカンドゴロを阿部が好捕して４－６－３のダブルプレー。ところがこのまま終わらず角中がライトへのヒット。井口に四球。鈴木にレフト前２ベースを打たれて１点が入り、８－５なおもランナー２、３塁と言うピンチに。
ここで福山は中村に真ん中のツーシームを投げショートゴロに打ち取るも、ショート、クルーズが悪送球！になりそうですたが銀次が何とか捕球してファーストランナーにタッチして試合終了。疲れる試合でしたね。
オコエですが昨日はノーヒットでした。今日は結果を出せなければ田中がスタメンになったでしょう。第一打席はインコース高めを腕をたたんでレフトへ打ちました。やや詰まったというか、力のある打球ではなかったのですが、打球が遅く弾んだためオコエ得意のセカンドまで一気走りで２ベースにしてしまいました。体は大きくなってますが足の速さはかわりません。
インタビューで監督は「粘りがない」とあまり褒めませんでしたが、２打席目の簡単にライトフライで終わったケースや、３打席目の４球見逃し三振などに対しての言葉でしょう。やはり長打ばかり打とうとせず、ゴロで抜いていく、転がして足でヒットを稼ぐという小技をも求められているのかもしれません。ただ守備に関しては褒めてはいました。
セカンド後方とライト前の中間に落ちそうなフライ…よくポテンヒットになる当たりですが、何気なくオコエが追いついており捕球していました。
ああいうのを見るとセンターで起用したくなりますけどね。今後はどれだけ塁に出て盗塁したりできるか、という事が一軍生き残りに繋がるでしょう。ペゲーロ、岡島戻ったら立場は危ないですからね。
アタシは去年の９月にアマダーがホームラン量産した時に、気に入ったのです。この助っ人なら４年ぶりのアレが！！！と。 ま、今年の暑くなるまでは正直な話、イラネ、と思っていたのですがね、ははは。 しかし、アマダーのホームランはちょっと違う感覚で見ることが多いのですね。 彼のホームランは見ると大変に気分が良いのですが、なんとなく理由がわかってきました。ウィーラーのように「打った瞬間」とか「これはイッタ！」と思える嬉しさとは種類が違うのです。
「あ、左中間に弾んでヒット？」と思うとぐんぐん伸びて「アレがスタンドインするのかよ！！」という驚きが嬉しいんですねえ。「なんか打ち上げちゃったよ、もう」という打球がアレヨアレヨと言う間にスタンドインするのを見ると「ＳＵＧＥＥＥＥＥＥＥＥ！」としか思えないのです。ペゲーロの場外へ消えるホームランも同様ですが規格外のモノを見るのが新鮮で楽しいのでしょうね。
ま、これからも毎日打つわけじゃないので、「アマダー不要論」はでると思われますが、週に２、３回でもああいうホームランが見られるならアタシはアマダーファンになろうと思いました。あ、むろん、ペゲーロファンでもあるし、ウィーラーファンでもあります。けれどクルーズファンにはならねえなあ。
※今日投げた「新・７．８、９回中継ぎ勝利の方程式」が良いのかどうかは明日の試合を見てからにします！
拍手コメントありがとうございます。
大阪近鉄さん、松井稼頭央もスタメン入れるほど良いか？と思ったら２安打しましたね。さすが
ｓｋｄ６１さん、まず明日、藤平で勝ってから来週の人選に入るのではないでしょうか
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