- 2018/04/08
- Category : 楽天イーグルス
解凍打線がまた凍結
銀次はまたもブレーキに。よくないからスタメン落としたのに我慢できなくて昨日はスタメン。センターオーバータイムリー３ベースは確かに勝負強く効果的だった。けれどあれだけで「もう大丈夫」という根拠はなんなんだ。他の３打席はあいかわらず酷かったし。あのヒットも前進守備を超えるように打ったのだろうけれど普通なら楽々フライアウトの位置。
なんだか、茂木とペゲーロで点を取るとか、中軸で銀次が返すとか、９番岡島が一番に繋ぐとかいう理想の構想はいいと思う。しかしあまりに拘り過ぎて強引に構想にあてはめすぎていないだろうか。「銀次１安打でたからスタメン！今日も安打でれば５番！」とか。この分だとオコエが４の０だったりした日には、いそいそと岡島スタメンに戻すような気もする。茂木のスタメンも構想の大きなピースであるらしく、ともかく茂木ＬＯＶＥが強すぎる。一試合１安打ならもっと守備の良い三好だってできそうなものだ。昨日を見た限りでは三好の守備は茂木を遥かに超えていると思う。監督がお気に入りメンバーから構想を決めて采配する以上、何とか自分の構想通りに戻そうとするのは判るけど、あまりに不調の人が多すぎるのだから臨機応変にいかないとね。
本日最も頭に来たのはアマダーの盗塁への対処。ベンチが走れとは言わなかったと思うんだけど。きっと本人か一塁コーチャーが、あまりにも森がランナーを無視しているので走ることにしたのかもしれない。ただ、ここは２アウトとは言え同点。なんとか１点を取らなければ勝てない場面。
「アマダーが盗塁か、もうけもんだな」くらいにしか思わないというのもどうかと思う。しかし当然のように渡辺を代走に出した。ところが代走まで出しておいて足立に代打出さない不思議。だって足立って多分１２球団野手の中で打てないベスト3に入っている感じじゃない？つまり、どう考えても「点は要らない」と首脳陣が考えていた事になる。仮に「足立だって打つだろう」と思ってたとすればさらにバカ。
そして「多分点入らねえな」と言う程度の考えでアマダーを下げてしまった。だって最終回に誰かが四球でも選んでいればアマダーに廻ってきたのである。延長にでもなったらアマダーの代わりに渡辺で戦うつもりだったのだろうか。これがどうにも納得できなかった。三好だって藤田だっていたわけだし。しかし次の回の盗塁阻止は嶋ではできなかったであろう素晴らしい送球。その点で足立の存在価値はあるのかもしれない。致命的なパスボールはしたけど。
梨田監督はこれまでの歴代監督の中では最も好感を持っているのだが、やや心配に思う事もある。前術の「構想」にもあったように特定の選手は優遇するということ。
「岡島は選手会長だからゲームに出し続ける」とか「今江、銀次はベテランのプライドが傷つくから抹消しない」とか「もう限界だけど勝ち投手の権利を上げたいから続投」とか。
昭和一桁世代の浪花節風テイストを少しだけ感じてしまう事があるんだよなあ。
そういう気づかいも人心掌握のテクニックかもしれないけど球団の成績にまでかかわっちゃねえ。落合みたいに「チーム競技だから個人の記録は何も関係ない」とか、「名のあるベテランでもダメなら起用しない」というスタンスでいってほしいよなあ。
さて明日は中田。ソフトバンクでは谷間にあたるけど谷間に沈黙するのが楽天だし。しかも池田では炎上する可能性もあるような。対して楽天はリリーフ陣が総崩れ。
ハーマンも無失点だったけれど。ヒット→ホンダが盗塁→足立送球アウト 柳田 右中間へもヒット→ペゲーロが、もたもたするだろうという判断で二塁へ→ペゲーロの珍しく良い返球でアウト。というだけでバンバン打たれているのである。高梨も福山も打たれている。松井にいたっては「パッとしない左投手」という感じで球威もなく去年までの圧倒感がゼロ。
要は打線で打ち勝って大差をつけてリリーフに繋ぐしかないのでは？
最後にアマダーの後ろに岡島とか足立とか自動アウトを付けるのはやめてほしい。明らかにまともに勝負してもらえてない。どこの投手だって極端な話、敬遠して足立と勝負するにきまっているんだから、こんな頭の悪い打順を誰が考えているんでしょうね。
※拍手コメントありがとうございました。
ドルフィンさん、高須さんは好きだったんですけどね。あと内田の急成長も高須さんのおかげだと思ってたりしました（過去形）
大阪近鉄さん、銀次はまたスタメンに戻ってしまいました。いつから調子が戻るんでしょうか。
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