- 2020/10/16
- Category : 楽天イーグルス
岸様!完全復活
岸は初回はコントロールにばらつきがあり、ランナーを出して盗塁される。しかしリクエストでアウト判定。確かにカメラ映像には小深田が手首にタッチした直後に指がベースに触ってベースがへこんでいるのが見えたので、この判定は正しい。
そして、今度はロメロ、田中のヒットでランナー1、2塁の場面。かなりサード側へ上手いバントが必要とされるのだが銀次はピッチャー正面バント。普通に投げていたら完全にフォースアウト。ここでもリクエスト。送球がベンチ側に逸れていたので捕球がランナーの足がベースに着くより遅かったという判断でセーフ。ボールがグラブに入った瞬間でなくグラブに着地した瞬間だとすれば、確かにこれもセーフ。
そして、満塁で和田。本人は「最低限外野フライうったぜ」とか思ってそうだけど、あの浅さでしかもマーティンの居るライトに打ったんじゃ話にならない。まあ、バッテリーも高目は引っ張られないように外だけを投げていたのだろうが。
ここで、初めはロメロがタッチアップスタートして挟まれるか?と思ったが、さすがに塩川コーチは止めたようでハーフウェイに行く前に戻っている、しかし田中はロメロが突入したと勘違いしたか、ロメロが挟まれて自分はサードまでいかないと、と思ったのか飛び出して危うくアウトになるところ。これもリクエストで正面から見ると3Dじゃないのでベースに足が着く前にタッチしているように見えるが、別角度だと足の内側にグラブを入れており足が着いてから再度、膝あたりにタッチしていた。まあ、これは西巻の経験不足でしょうなあ。田中は運が良かっただけなので厳重注意ですな。あれがアウト判定なら勝てたかどうかわからないくらいだもん。
そしてお約束の下妻三振。まあ、ゲッツーでないだけ結果オーライ。
で、小深田はライトへタイムリー2ベース。既にこの選手は左を苦にすることなんてまったくありませんな。完全に楽天の主力の一人です。
そして鈴木のタイムリーで4点。
中押し点が欲しいところで1、2塁の場面で田中が送りバント。楽天のバントにしてはサードに取らせる完璧な送りバントだった。
そして誰もが驚いたであろう銀次のスクイズ。前回投手前に失敗バントした銀次にサインを出した勇気はすごい。相手も様子見か外へ外したから飛びついて正面にはならなかったのが幸いした感じ。そして捕手がこぼした事で良く走ったロメロも生還するという結果的2ランスクイズ。いやあ、見てて気持ちがよかったですなあ。
そして岸は9回まで崩れることなく抑えて二年ぶりの完封。昨日の涌井と同様に「こういうのがエースというのだ」というものを見せつけられた感じ。
ただ岸は前回よりも球速がなく138Kとかもあったが、それでも空振りを取っていた。前日TVで見たが縦回転のボールだと放物線が少し直線にちかくなって、斜め回転のストレートは普通の放物線になるとのこと。だから岸のストレートは通常のように「このへん」と振りに行くと実際はもっと上に来てたりするのではないか?逆にブセニッツが156Kをジャストミートされるのは「このへん」と振りに行った所にちょうど球が来るからではないのか?要は球速は単なる移動スピードだけで来る位置がわかっていれば速くてもタイミングを合わせるだけだからねえ。ブセニッツの場合は真上から投げるフォームじゃないから、打ちやすい156Kなのかもしれないと思いました。
勝ちこしたとはいえ、明日からはホークス3連戦。こっちは塩見、石橋、瀧中、ホークスはニール、東浜、和田。左が二人もいるし、ここ最近の試合を見ていると勝てる気がしませんなあ。ま、勝ち継投をあまり起用しなくて済んだ事と、瀧中は強打者タイプには嫌がられるタイプだと思うので、そこがかすかな希望ではあります。
いずれにせよ、ロメロは長打はないにしても打てるようになったが、浅村、ロメロがいつも長打を打てるわけがないので、今日みたいな送りバント、スクイズは必須。全員バント練習を試合前にみっちりしてほしいもんですね。
※拍手コメントありがとうございます。
★maronさん、初めまして、コメントありがとうございます。
★大阪近鉄さん、涌井は石原の件などを聞くと、意外と面倒見がよさそうですね。
★りりはちさん、和田抹消でも帯同しているという下水流が先に来そうな気がします。
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