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楽天イーグルスは死なない!!

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満点のドラフト

まあ、ドラフトでは一喜一憂しないことにしている。
いつだったか平沢のドラフトでロッテ批判をして山のような批判コメントをいただいた事もあったが、平沢は例の状態。清宮でさえあの始末。
要はドラフト1位が即座に戦力になるケースは少ないという事だ。しかし去年の一位は目下、確実で大事な戦力になっている。
この点においては石井GMは有能であると思う。

何といっても大卒、社会人の投手に絞った選択。野手は育英の誰かと育成の誰か?
これは石井GMが「ウチでは高卒ルーキーを育てる能力がない」という的確な判断をしたのだろう。
コーチが無能というころはなかろう。誰もがコーチの奴隷のように過ごすわけでないし。
要は3軍がないに等しいという環境も問題。
二軍公式戦は試合数も少ないし、先発候補は5人くらいしか投げられない。なので先発候補もリリーフに回る。そして、二軍戦にも出られない選手も楽天は多いと思う。
それは二軍の本拠地を仙台に置いているからだろう。
二軍公式戦以外の練習試合なら社会人チームやBCリーグと戦うのが普通でしょ?でも仙台にはBCリーグもなければ社会人チームも少ない、大学野球チームだって数えるほどである。関東とは数が違いすぎる。
以前にも書いたが楽天の3軍(実際には3軍はないが、育成選手メンバー)が試合したのが、東北大学野球部である。
ここは当然国立だから厳しい受験で合格した人の中で野球が好きな人が集まっているという程度。一般的には東北で野球が上手で頭もよい子は東大の野球部に入ってますね。
ということは、東北大野球部って多分、多分だけど仙台育英はもちろん、県大会ベスト8以下の実力だと思う。そんな試合を組んで育成とか言ってんのか?という話。

本来なら関東や関西に遠征すれば、いくらでも高度な試合ができるのに、その予算が出ないということなのだろう。5Gとかいうまえに、そういうことをしてほしいけれどね。

そういう理由で高卒や大器晩成型は育成できないと判断したGMが即戦力の大卒と社会人に絞ったのは現実を把握した賢い判断だったと思う。
後は、念のため育英のショートの指名。これは来期までは内野サブは藤田でOK。黒川ももしかしたらショートもできるかもしれない、そして村林はいる。
ならば念のため、で獲得したのではないか?

外野手は今現在、「もうこの選手はレギュラーね!」という人はいないけれど。
ロメロと外野ができる外国人と島内がいればセンター一人で間に合うからだろうなあ。

なんにせよ、足りない先発ローテ候補をたくさん獲ったのは理にかなっているという理想的なドラフトでした。とはいえ、ドラ1がまったく役に立たないケースも多いわけだから来シーズン終わるまでは評価はできないんですけどね。

※拍手コメントありがとうございます。
★大阪近鉄さん、明日からの絶体絶命試合は確かにロメロにかかっているように思います。
★りりはちさん、何といっても今年はクジでロッテに負けなかった事がすべてうまくいった要員ですね。来期に期待したいです。



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