- 2021/10/08
- Category : 楽天イーグルス
佐々木ローキに勝ったわけではないが
しかも左打者の場合、外側へ逸れながら落ちるためにカットもできないという強さ。
鈴木はストレート中心で投げていた前半にストレートが甘く入ってきた時に合わせてホームランを打てた。浅村は外のストレートを右にヒット。島内は変化球が浮いた所を右へタイムリー２ベース。これで何とか２点。だが、フォーク中心の投球にして場合によっては全球フォークなんて場合はとても打てなかった、あのまま９回まであの調子で行かれたら点はとれなかっただろう。
前回に「千賀ほどではない」と書いたがフォークの質も千賀と並ぶか超えたような気もした。ただ解説でいつもツマラナイ有藤氏が言っていたようにランナーが出てセット＆クイックになるとストレートの球威も変化球のコントロールも落ちる。ま、出塁できるかどうかが問題なんだけど。なぜか四球は滅多に出さないからね。
一方の則本は例によっての初回失点、エラー後の必ず失点はあったが７回まで球威を落とさずに力投した。特に７回は150ｋ連発でかなり気合が入っていたように見えた。勝ち星がつかないのは気の毒だがエラーのランナーを簡単にタイムリーで還した結果だからしかたないね。
で、引き分けかサヨナラ負けを覚悟した９回。茂木も岡島も悉くシンカーに対応できなかった。しかし渡辺は粘りに粘る。そして・・・実はこの瞬間にCSの電波が乱れて映像が停止。治ったところで渡辺はベンチに帰っているし、よく見たら楽天に１点がはいっているし、何が何だかわからなかったのである。
試合後のリプレーでようやく見られた。逆方向へかなり力のある打球でレフトオーバーのタイムリー２ベース。素晴らしい。
ここ数試合は山崎と渡辺の活躍で勝っているといってもよいだろう。
山崎は確か元々はセカンドで梨田政権下で出ていたころはショートは雑なプレイが多くショート失格と言われていた。渡辺は勝負強さは認められていたが逆方向への単打しかできなかった。
それが今は、山崎のショート守備は今のところ完璧だし、渡辺も引っ張り、センター返しとボールによって打ち分けができるようになっている。
ファームでかなり弱点を練習したのだろうし、そこを教え込んだコーチ・監督のおかげでもある。その割に大勢いる右打者が誰一人伸びなかったのは不思議だが・・・才能の問題でしょうか？
ところで渡辺はレフトで島内がＤＨですが、島内は渡辺よりレフト守備が下手なんしょうか？肩は確かに弱いけど。今日の岡のレフトオーバータイムリー。誰が追っても届かないと思うが、渡辺は追うのが遅かった。つまり中継で打球が飛んだ野手を映すのは既に打球が半分は飛んでいる時点である。通常はこの時点で前なり後ろなりに走り出しているはず。渡辺は立ち止ったまま一瞬前に行きかけてから背走を始めた。これは打球の前後を打った瞬間に判断できない野手の典型であり、本職が内野の渡辺には無理なんじゃなかろうか？別に島内の体が問題ないなら渡辺をＤＨのすればいいのにな、と思ってしまう。
途中で降りてくれたとは言え、佐々木ローキと対等に終盤まで渡り合い、最後に守護神の益田を打って勝った一勝は大きいと思う。
しかし明後日からのライオンズ戦で負けると意味がないので、ともかく勝っていくしかない。しかし後ろのリリーフはあまりに不安。今日は二人で済んだがソンも１ヒットで同点のシチュエーションを作ったし安楽は一発サヨナラの場面を作った。もう３凡できる投手はいないのだろうか？ここまで頑なにブセニッツを出さないのは練習を見てて致命的な何か（コントロールとか）があるんでしょうねえ。
※拍手コメントありがとうございます。
★渡辺の打撃はここのところ最早中軸ですね。三振の多い茂木に替えて６番でもよいくらいだと思っています。好調だって残り試合くらいは続くでしょう。
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[6回]
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