- 2022/04/18
- Category : 楽天イーグルス
今日は負けたかと
瀧中の生命線とも言える外角低めギリギリのストレート。カーブやらシンカーやらスライダーでファウルなどを稼いでこれで決めるというボール。これが連続でストライク判定されなかった。しかし、はいそうですかとは言い難い。ちょっとだけ内に入れて同じようなボールでストライクコールさせれば、そのあたりはストライクになっていくケースもあるようだから、それにこだわったのかもしれない。けれどそのコースは絶対にボールコールであきらめざるを得なかったらしい。これが少し遅くて四球が多くなって失点したと言える。３回過ぎからはゾーンで勝負しようと言ってたらしいので、このコースは早く見切りをつけてほしかったですね。
まあ、かなり打たれた印象があるが、肝心なところではゲッツーを２回もとるなど要所は抑えていたのが瀧中二年目の成長といえるのかも。
といっても1点差勝負だったり両チームとも得点なしならもっと早く代えていただろうけど。
やはり昨日も今日も西川に尽きる感じだ。先頭打者ホームランは東浜の勢いを明らかに削いだし。その後も長打含めて４安打の活躍。
マルモも慣れてきた感がある。左の外国人といえばどうしてもペゲーロのような弾丸ライナー特大弾を期待してしまうが彼はタイプが違うようで軽いスイングで意外と伸びる打球を打つのですねえ。左投手を得意としているのはとてもよいが、逆に右は苦手のよう。左投手の逃げたり落ちたりするスライダーは選べるけど右の真下に落ちるフォークには弱い感じだ。しかし、この分ならホームランアリのＤＨとして良い働きはしてくれそうな気がする。
浅村もまだホームランはないが、ここ数試合はチャンスでタイムリーを打っているので文句までいうほどの成績ではないだろう。
山崎はバントなど小技は下手だがフリーで打たせると、けっこう良い当たりをする。レフトへのホームランなど長打力もあるのはいいですね。
また、今日は銀次がスタメン。まあ、予想通りスタメンだとノーヒットだったりするが、これは鈴木の目の負傷が翌日になって腫れたためと思われる。やはり「ここで単打一本でいいんだ」という場面では鈴木より銀次だから鈴木が治れば銀次が代打の切り札でよいのだと思えた。
辰己はこの二試合割ときっちりミートした打球が多く、今日は低めにも関わらず、左中間スタンドまで運べた。長打狙いばかりは考え物だが三振ばかりするよりはよほど貢献している。このままならセンターは不動のポジションになりそうですな。
和田も大差があったためかチャンスをもらえましたが相手の好プレイでヒットならず。ただスローで見れば球に力を伝えきれてなく打球が遅く、ふんわりと浮いて、捕られて当然という感じもしました。軌道がもっと高くてヒットになっても見た目は内野の奥に落としたヒットという感じでしょうかね。やはりずっと無安打であることがメンタル的に邪魔をしているんでしょう。
炭谷も今日は長打こそなかったけれど、しぶとい打撃でタイムリーも打ったが、安心はできない。今日は「いつもは打たない人」が打ったから大勝しただけで、毎試合こういた展開は望めない。だっていつも打つ能力はないわけだから。
多分、太田は来週には合流しそうだし、茂木もよほど大事を取らない限りファームでは毎日ヒット打っているんだから（二試合だけど）合流するんじゃないですかね。
安田はファームのベンチには入っていて練習はしているようですが試合には出ていませんからまだかもしれません。そもそも今年は太田が開幕無理という状況での安田起用だったので、太田が来たらば安田は上がるにしても第3捕手かもしれませんが、そのへんは不明ですね。
投手では小峰と弓削がまだ行方不明。まあファーム復帰まで一か月近くかかった茂木のようにコロナでも症状が出ちゃうと長引く人もいますからねえ。
ただ、藤平は今日の出来ならイケるんじゃないかと。ストレートは150ｋ、スライダーやフォークも今日はちゃんと投げられていました。
茂木がサードに入れば打線はほぼ完全体といってよい状態に戻ります。本当の完全体はギッテンスが戻った時ですが、それはたぶんお盆過ぎの天王山の戦いの中になるんでしょうね。
しかし佐々木ろーき君は今日も完全未遂。これは当たった時は負ける前提であきらめるか、今日の日ハムのように投手陣に頑張ってもらってローキが降りるのを待つしかないでしょうね。個人的には記録のために投げさせず降ろした井口監督はさすがだと思いました。
栗山監督が万難を排して大谷の二刀流を続けさせて今のメジャー大谷があるわけで。ただその陰にはＤＨで出られたはずの選手は干されたわけで。でも大谷個人を成長させるためには必要だったのでしょうなあ。
佐々木ローキも既にロッテの宝から日本の宝になりつつあるので、将来を考えて酷使しないというのは当然です。記録なんてどうでもよいことなんですから。
その点、野村監督のような「おじいちゃん老害監督」でなくてよかったですね。野村さんはよく「エースは完投が当たり前、痛いのかゆいの言うんじゃない」と岩隈に言ったりして、昔ながらの精神論でしたし。要は金田さんのようなスーパー投手の陰で、過酷なスケジュールで投げて故障で壊れてプロを去った人たちは「プロの資格がなかったんや」で済ますような時代だったのでしょう。
もしかしたらきちんと科学的医学的に適度な起用法だったらもっと凄い選手が出ていたかもしれませんよね。そういう意味ではまだ２０歳のローキ君は成績や記録なんてどうでもよいので２５歳ころに世界有数の投手になっていてほしいもんです。
ただ、ロッテが早い時期にポスティングで出すかどうかは不明ですね。巨人やソフトバンクのようにＦＡまでは絶対ダメ！とかいう馬鹿球団も多いようですしロッテがどうなのかはわかりません。
ただ、大谷を見ても初年度からＭＶＰとはいきませんでしたので、せめて２５歳くらいで行かせてあげてほしいですね。覚醒してから５年チームに貢献してくれたらもういいじゃないですか。
さて、来週は日ハム戦。弱いとは言ってられませんね。負けたんですから。
田中、岸、早川、とけっこう良い先発ですが。やはり打線が頑張ることが一番でしょうねえ。
来週も２カード勝ち越しを期待しまっす！
※拍手コメントありがとうございます。
★大阪近鉄さん、西口、ブセニッツは期待通りによかったですね、これで勝ち継投はやや安定しました。
★りりはちさん、瀧中は審判の判定もアレでしたが、得意のカーブでストライクが取れない事が多かったのが辛かったように思います。
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