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楽天イーグルスは死なない!!

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逆転グランドスラムで3連勝も先行きは暗い

今日は18時には家に着いていなかったので見逃したが初回の死球、エラー、エラーで失点、結果2失点を見ていたら「おまーら野球やめれ!」と声を出していたかもしれないなあ。しかもノミの♡菊池はそもそも自分のあり得ない送球ミスから始まったためか、完全に心が折れてしまった科のようだった。でもまだ2点。裏の攻撃で松井が四球を選び、牧田が三遊間を破って松井はサードまで走って1、3塁。これはよい攻撃だった。その後、後藤のライトへのフェンス直撃2ベースで1点、尚2、3塁。まだ1アウトだから中川は外野フライか内野ゴロでも点が入る可能性があり、ペーニャはシングルヒットでも十分だから期待が高まる。しかし中川は打ち損じてファウルフライ。ペーニャは例によっての三振でチェンジ。なんかすげーいやなムードだったよなあ。

2回、イケメンの乙坂はレフトスタンドにホームランで3-1。荒波のレフトへのヒットを中川のとんでもない返球ミスでセカンドまで走られてしまう。白崎は打ち取ってランナーはサードへ。つづく下園の高いバウンドのファーストゴロを伊志嶺がショートバウンドで取れずに後逸。三塁ランナーがホームイン。あのなあ!まあ、伊志嶺は下がって取っても間に合ったような気もするが、ファースト専門じゃないから仕方ないとして、中川の返球はなあ。進塁に関係しなかったけど今日もう一回サードへの返球が三遊間あたりにそれてバウンドしたのもあったと思う。本人そもそもはサードやファーストを多くやってきたと聞いたし、レフトやライトは試合に出るために練習したようだから内野よりは得意じゃないんだろうけど。肩はけっこうよいという話だったんだけどねえ。この大量のエラーで影響を受けたのが藤田。1回にサード西田からのそれた送球を取ろうとしてランナーと交錯して左肩を負傷。2回の守備から退き、セカンドには後藤、西田がショートに廻り、空いたサードにはウィーラーが入った。
この守備体系がよくない結果をもたらしたよねえ。だってさ、サードの守備はウィーラー<西田なのにウィーラー。ショートの守備は西田>後藤なのに西田。セカンドの守備は藤田>後藤なのに後藤、で、ファーストは伊志嶺、レフトは中川、センターは本来はライトの牧田、とまあ不慣れなポジションばっかりオンパレードだもん。どこのポジションでもできるように、なんつー弊害がモロに出る形になったよなあ。
どちらも決め手がなく終わった3回を経て4回の表。乙坂がライト前ヒット、盗塁でセカンドへ。続く荒波が1、2塁間にゴロを打つも後藤が打球に間に合わずタイムリーヒットとなり5-1。けっしてエラーではないのだけれど藤田なら取ってアウトにしていただろうし、少なくとも止めてホームインを許していなかっただろう。後藤のセカンドも悪くはないけれどショートに比べると藤田よりは落ちてしまうよなあ。しかも菊池は面白いように打たれだして、この回ですら持つかどうかわからない状態に。かろうじて危機を脱してチェンジとあいなったんだよなあ。
5回は松井稼頭央のセンター前ヒット出塁。牧田凡退で藤田と交代したウィーラー。第一打席のように変化球に三振かよ!と思っていたら弾丸ライナーでレフトスタンドに飛び込む3号2ランで5-2。これは大きかったけどね。後述するけどなんかなあ、と。

6回から西田が下がって阿部がセカンドに入り、後藤はショートに戻った。よく聞いていなかったのだけれど西田がファウルフライを取ろうとしてフェンスにぶつかって左足を痛めたらしい。負けゲームで戸村が出てきたため、試合を捨てたのか?と思うお客さんが球場にもけっこういたようだけど、戸村は内野安打1本の他は1四球と2イニングを抑え、逆転するためによいリズムを作ったとほめていいかもしれない。
で、6回裏。投手は元メジャーの岡島。特殊なカーブが楽天打線には厳しいかと思ったけれど、制球が悪く、伊志嶺、ペーニャ、嶋と三人が粘って四球を選び満塁とした。特に伊志嶺はここ数試合マルチヒットを打っていないのでボール球でも振り回しそうなところではあるのに冷静に四球を選べたのは評価に値すると思うなあ。
で、松井稼頭央はこれまで「ホームラン打ってくれよお!」とか願っている時には凡退するイメージがあるから前進守備を抜くライト前ヒットで2点…いやランナーがペーニャだから1点か、それでも2点差に迫るし8,9回には中軸にも回る!なんて考えていた時にバット一閃、打球は誰もがスタンドインするだろうという角度とスピードで飛んで行ってレフトスタンドの前列に飛び込んだ。いやあ、こういうヤッター!感は年間通じてもなかなか味わうことはできないものだよねえ。あと、その後の打者、牧田。我も!と大きいのを狙わずに右打ちしてアグレッシブな走塁で2ベースにしたプレーは実によかったよね。
その後、投手陣は青山、クルーズ、松井祐樹とつないで無失点。そしてこのカード3連勝を決めたわけだけど「満塁ホームランすげー!」とか喜べるのは今日だけだったりすんじゃねえかと。

詳しくはわからないけど藤田選手は左肩の怪我(炎症)ということらしいが、たいしたことがないとしても数日は試合に出ないのではないか?やや重い症状の場合は枡田同様に当分は戦列を離れることになるだろう。守備はもちろん、打撃も今、チームで最高峰の調子である以上、欠場は試合を左右する影響を与えることとおもわれる、んだよなあ。
そして西田も足を怪我したらしいから状況はどうかわからないけど欠場する可能性もある。サードはウィーラーだろう。セカンドは阿部だろうか。もう守備力も低下し今日のようなエラーは頻発するだろうし藤田と阿部では打力が違いすぎるという難点がある。阿部も以前はそれなりに打っていたが打席を与えられないでいるうちに打てなくなり、打撃で藤田の穴を埋めるのは難しいだろう。そしてウィーラーである。彼が今日打ったから勝ったのは確かだけれど、むしろ打たなかった方がよかったようにも思うのだ。これから数試合に1本のホームランとか2本のヒットとか打ってくれればいいけど、これまでのペースト同じようではいない方がよい。事実今日は打ててないことと前日の2エラーからスタメンをはずされていたのだが、首脳陣が見切りをつけそうな時だけちょっと打つ、というタチの悪いパターンだと言えるだろう。そうやって打ったら出す、うてなくなって引っ込める、と続けているうちにシーズンは終盤へと入っているだろう。
ペーニャも同様で今日は凡打と二三振。あいかわらず低めに落ちる変化球と外ボールゾーンに逃げるスライダーはまったく打てる気配もない。先日のホームランだけでは何も解消されていないように見えるんだよなあ。
セカンド、サードのサポートには岩崎がいるけどスタメンで打撃が期待できるわけではない。となるとファームでチーム2位の打率とホームランを打っている三好あたりを上げてくるかもしれないよなあ。つい先日のファーム戦でも日本の2ベース打ってたしね。今はセカンドだけどサードも守ってた経験もあるし。もしくは調子をキープしている西村を再昇格させることも考えられる。どっちにしてもスタメンメンバーが減ったわけだから、戻るまではファームからの選手で埋めていくしかないんじゃないかと思う。
あと、クルーズ投手がここ最近良くて、松井祐樹に繋ぐ役として福山と両輪で安定するかと思ったけれど、今日見た限りでは去年と同様に、四球が多すぎて自己崩壊する可能性が否定できないよね?解説者が「真ん中に投げても打たれない」と言っていたけれど、きっと真ん中めがけて投げててアレなんだろうと思う。あれじゃあ満塁の場面でリリーフには怖くて出せないもんなあ。かといって彼の代わりは今、いないから置いておくとすれば、サンチェスやハウザーは枠の都合で上げるわけにもいかない、と困ったことになってるんだよなあ。守れる分、ペーニャ落としてサンチェス上げた方がいいんじゃないのかねえ。伊志嶺DHで使えばいいんだしさ。
ところで銀次は当初は全治10日前後といってたけど、その後どこまで回復しているんだろうか。全然球団から発表がないんだよね。もしかすると長期欠場になるのかねえ。そうなると今日明日はうまくいっても本格的に暑くなる前に野手陣は息切れすることになりそうだよねえ。

明日は先発、辛島。前回のようなパーフェクトに近い投球で8回までは投げて欲しいものだ。松井祐樹は4連投させないだろうから福山がクローザーかなあ?

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