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楽天イーグルスは死なない!!

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よい所ひとつもナシ

打線がひどかったのは確かだと思う。前回は島内のホームラン以外は単打2個と完封も同然。再度の対戦でそれ以下というのはプロとして恥ずかしい限りと言える。
しかし無援護で田中がかわいそう、というのはちょっと違うと思った。

打者はほとんど変わりがなく、小島は他チームにもここ数試合は2失点以内と調子が良い。もう1点とれるかどうか?という対山本戦くらい厳しいことは誰にもわかっていたはずだ。
だが初回の田中には気迫というか強い意志が見えなかったように思う。むろん、立ち上がりの難しさはあったとは思うがストレートの最速は145k。岸以下かよ!後半には150kも出していたのだから肩の調子がどうこうではなかろう。
例によって上から目線で「初めから気合を入れるのはクールじゃない」とまでは思っていなかっただろうが、なんだか軽く投げているようにしか見えなかった。ただでさえ小島相手には打てない打線なのだ。先にしかも2点取られたら、ホームランの無い楽天打線は連打しかない。焦りが先に来てなおさら打てなくなるのは当然と言える。
要は絶対に先制されてはいけない、という強い意志で初回から全開で行く必要があったと思うのだ。それなのに、いつも通り、本人は「力みなく」と思ったかもしれないが気が抜けたような投球でヒットを3本も打たれている。
これで2点に抑えたんだから点とってくれというのは無理難題である。

打線に関してはディクソンが1アウト1,2塁からセカンドゴロゲッツーで交代させられていたが、あれは誰のせいなのか?ほぼ真ん中の球をフルスイングではなく明らかに右狙いで当てにいっての弱いゴロ。アメリカであんな右打ちしてたんだろうか?ディクソンのヒットはいずれも引っ張っての打球。多くの外国人打者と同じようにプルヒッターなのだろう。
これはオコエもそうだけれど打撃コーチの誰かが右打ちマニアだとしか思えない。確かにプルヒッターはサードゴロ、ショートゴロでのゲッツーは多い。代わりに三遊間を抜けるタイムリーやレフトへの長打もあるわけだ。
だってレアードだって引っ張りしかしないけど結果は出しているでしょ?むろんゲッツーもリーグ3位だけど。
カスティーヨにしても、あんなボテボテゴロばかり打っていたとは思えない。あれじゃマイナーだってクビになるもん。
誰かが「日本じゃ右に打てないと一軍じゃ起用されないよ」とか言って強制的にやらせているとしか思えないんだよなあ。外国人、特にメジャーに居場所がないような選手は日本で再度契約したいから素直に従うだろうし。
確かに送りバントが少ない楽天では進塁打は大事なんだけど。
でもアメリカでは進塁打で貢献なんて認められないし、そもそもDH制のリーグでは全打者本塁打10本以上なんて当然の世界である。
そんなアメリカから来た助っ人に右打ちを強制して何になるのだろうか?それなら外国人呼ばなきゃいいじゃないの!という話である。
ブラッシュやアマダーに「ランナーがいるときは右打ちせよ」とは言っていなかったはずだし、実際に彼らはいつだって引っ張り専門だった。つまりは去年あたりから入閣した打撃コーチがやっているのではなかろうか?
確かに成績の良くない外国人助っ人だけど、それがより一層彼らをダメにしたように思えてならない。この教えによって「たまに出る長打」すら期待できなくなった両外国人は最早望みはないと思うので一軍に置いておくだけ無駄だと思う。滞在費もったいないので、さっさと帰国してもらったほうがいいんじゃないかしら?

ま、田中に関しては9回まで投げなくともよい。せめて6回無失点で勝てなかったら初めて「無援護」と言えるんじゃないかしらねえ。むろん、打線がロッテ、オリックスなみだったら勝利数はかなり多かったのは確かですが。

※拍手コメントありがとうございます。
★大阪近鉄さん、やっぱりレアードに打たれると勝てませんね。
★りりはちさん、初回に簡単に失点したのを見て「またかよ!」と思いました。初回でもうけてる気がしませんでしたね。

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