- 2021/05/26
- Category : 楽天イーグルス
岸とブセはもうダメ
まずは、すべてのボールが高い。面白いように三振を取っていたころの、外角や内角の低めに糸を引くようなストレートが吸い込まれている様を最近見た覚えがあるかい？ないよね？せいぜい厳しいコースのストレートだけど高さはベルトあたりとかだもん。
岸は今現在は球威は144ｋくらいが最高。東京ドームは盛っているので多分今日あたりは141～143ｋくらいだったろう。彼のストレートは球速より回転の良さが特徴だが、今のストレートをど真ん中に投げて空振りがとれるか？いや、無理だろう。
なので、カーブもチェンジアップもストレートも全部低めに決められなければ毎試合同じことが起こるんではないか？だって高さの勝負ができないから左右だけの配球になってしまう。そしてコントロール。ウィーラーは内角攻めで打ち取っていたが、内を責めるには外も意識させる必要がある。そこで下妻が要求したのは外へ逃げるスライダー。ところが外には逃げずに高さも真ん中に入ってしまっては打たれて当然。外国人二人の本塁打はともかく、巨人の普段は出ていない１軍半の若手選手に（不運な当たりもあったが）ポンポン、計１２安打はもう限界ですね。
これはもう二軍戦とかでなくともよいから、初めからやり直すしかないんなじゃんでしょうか？
去年の後半がよかった時のように。ちょうど、同じ曜日周辺で調整している塩見がけっこうよさそうなので、急に一軍に上げても、そこはベテラン何とかなるでしょう。岸ファンではあるが、これが続くと引退とかなっちゃうからねえ。
あとブセニッツはもう使っちゃダメなんじゃないかと。一応156ｋとか出るけど、み～んな簡単に当てるし空振りが取れない。多分、スピン量が少ないから早くても普通に打てるんじゃないかなあ。で、今日はドームなのに四球連発。押し出しまでしたということは何とかストライク取りに行っても入らないという、もうピッチャーとしては失格状態。これじゃ敗戦処理にも使えないな。
しかし疑問だったのがブセニッツの交代時期。１点差だからまだ勝てる気でいたはず。いつもは出さない西口だって１イニングならいけるだろうと。ブセニッツは今や勝ち系統ではないが敗戦処理でもないという微妙な立場。むろん、抑えられるだろうと行かせたのだろう。
しかし押し出しで２点差に。勝とうとしているなら、ここで代えるはず。だって残り回少ないんですぜ。しかも、もう一個押し出し出しても代えない。
ああ、じゃあ、この試合は捨てて投手を使わない方向なんだなあ、と思った。ところがタイムリー打たれて点差が絶望的になってから内間にスイッチ。？？あと1アウトなんだし、こうなったら３～４点取られたって同じなんだからブセニッツにチェンジまで投げさせろよと思った。
内間を試したいなら最終回でやればよいのだし。
ただ、内間は競った場面で同様に投げれれるかは不明だが内容的には即勝ち継投にいれてもよいくらいの出来だったと思う。巨人もそうだがセリーグは150ｋ以上の投手に弱いような気がするし。
しかしＤＨなしは本当に不利ですなあ。というかセリーグは投手が打線に入るから打てない捕手は起用されないという傾向がある。今日の大城だってかなり打つし、ヤクルトの中村なんか２番打ってるし。あの守備も肩も一級品の巨人小林だってほぼクビ状態だもんなあ。楽天捕手３衆だったら一生二軍でしょうな。
あと下妻もけっこうけなされていたが、盗塁が多いチームの場合は下妻では不利ですね。今日は三振ゲッツーがあったから一回刺したけど。効き肩でない左肩をやった岡島はさほど影響はなかったらしいが不調は続いた。効き肩であった左肩をやった島内は今や中継に山なりのボールしか返球できない。彼らと完全に同じけがを右肩に負った下妻の肩はもう戻らないんじゃないだろうか？それとも医学的に戻るのかな？前にも書いたが下妻が故郷山形で初出場で出た試合。打席はなかったがトリプルスリー当時の柳田、他３人の盗塁を実況も唖然とするほどの強肩で刺した姿を覚えているので、ただ悲しい限りである。ま、ケガするしないも才能のうちなんでしょうねえ。また、田中貴は打撃が良いからもっと出せ！という声も聞くが、結局は今日のような感じというか、以前いた山下みたいなもんだと思うので捕手能力が高くないならいりませんな。
なおＤＨなしは他にも難しく、せっかく結果を出したディクソンを出せない。彼は内田と同じで４打席打ってナンボタイプだと思うので代打では結果はでないはず。
でも、絶好調岡島は外せない。島内も外せない。外野で打線としていなくとも良いのは辰己くらだが、そうなるとセンター島内、レフト岡島、ライトディクソン、という恐ろしい外野になってしまう。今日の辰己のスーパープレイを見ると（あれは目を切りながら背走してジャンプ、という丸より数段難しいプレイだったと思う）無安打もセンターには入れておきたい。なのでディクソン外野は無理。
鈴木は絶対に必要。浅村も同様。茂木も居るだろう。となるとファーストは空かないのでディクソンは無理。唯一できるのは茂木をショートにして鈴木をサード、ディクソンンをファースト。だがそこまで思い切ったことやるだろうか？でも小深田は１安打打ったけど攻守でほぼいないも同然だったからなあ。茂木がショートできるのならそれがいいかも。
則本タイプの剛球力投派に弱い印象のある巨人だが、大砲は多い。今日は打たなかったけど岡本、スモーク、ウィーラー、丸。やはりこっちもディクソン、内田のどちらかは入れておきたいよなあ。あ、横尾は今日の打席で期待するのはやめました。
なお、３戦目は瀧中。印象的にはセリーグには打たれそうなタイプだと思うので、このカードはよくて一勝二敗？いや、なんとか勝ち越してほしいよねえ。目先の一勝よりカード勝ち越しが石井監督の座右の銘なんだから！（ウソ）
※拍手コメントありがとうございます。
★大阪近鉄さん、多分二軍で消える池田と大活躍のウィーラー。石井さんは悔しがってはいないんでしょうね。各チームを渡り歩いた経験上、「才能ある選手が活躍できる場を得られてよかった」と思っているのでしょう。そこだけはＧＭでなく元選手の感覚なんでしょうね。
★りりはちさん、岸はまあ、こういうのもあるだろうなと。ただブセニッツは許せませんでした。せめて２点差で代えて「勝ちにいくぞ」という気構えを見せてほしかった。でも、そういうことしない監督なんですけどね。
バナーをクリックしていただけると嬉しいんですにゃ★★★
にほんブログ村
[6回]
PR
