- 2021/05/24
- Category : 楽天イーグルス
余裕をみせたら危険
四球で歩いたディクソンを、このところ長打がなかった太田の2ベースで返したくらい。
しかし、浅村のラッキーな内野安打から、島内の根性のヒット、下がり気味?の岡島のヒットでつないで満塁で今日の肝いりディクソン。もちろん昨日の最終打席での石井流に言うアプローチがよかったから先発なんだろう。
多分、相手データでは昨日もよい当たりはあったが前回のホームラン、長打ともに半速球…カーブやカットでど真ん中のストレートを空振り三振が多いことから小野の153kなら全球ストレートでいいいわ!という方向で攻めたのだと思う。そしてややインに入ったストレートを見事ジャストミートで3ランホームラン。後からのドタバタを考えても今日の殊勲者はディクソンであろう。
しかし、点差がついたことから早々にディクソンを代えてしまって長打を打てる人がいなくなったのは後半に効いてきた。ま、それはあの守備を見れば当然だ。擁護的に言えばZOZOマリンでの外野守備は初めてという事も言えよう。でもボールから目線を切れずによたよた後退して落とす、というのは草野球で言うところのバンザイ落球であり、かなり下手な部類に入るだろう。
本人が「守備もやらないとリズムが・・」というタイプかどうかは知らないけどDHで起用するのが無難でしょうなあ。交流戦だとファーストでしょうか?ショートバウンドとれるかどうかわかりませんが。ま、MLBはむろん、マイナーだって155k程度を打てなければ追い出させるから早い球に弱いわけがない。日本選手の緩急に慣れないということだろう。これで、内田や横尾を賭けスタメンしなくとも済むようになたとすればよい兆候ではある。
さて、固くいくなら早川は6回まで、7回に酒居、8回ソン、9回松井で決まりだったろうが、球数がそんなに多くなかったことと6回まではよかったこと、点差がけっこうついたことで打たれても2点くらいなら・・・という油断があったのだろう。また、早川はいつも最低7回は投げてくれる投手として育てたいという意味もあったかもしれない。
しかし3失点で1点差に迫られる。打線にはもう一発期待のディクソンも居ないし、野手自身がみな、あの回の5店で集中力を使い果たした感がある。あとは投手に守ってもらうしかなかったと思う。
そこで言えば、自らピンチは作ったが最近いつも、かなり厳しい場面で抑える安楽。もうメンタルの強さは松井以上かもしれないと思いました。
そして最近は調子のよいソンもよく抑えた。
松井は久々だったせいか、いつもの松井劇場をやっちまいましたね。タイミング次第ではファースト頭上を抜けて引き分けで終わっていたかもしれません。昨日1-1から半分試合を捨ててまで酒居を温存したんだから、今日は大差でも固く行ってほしかったが結果オーライでしょうかね。もしかしたら酒居自体の調子がイマイチだったのかもしれず。ところで、なんか石井監督は〇〇連勝とかより堅実にカード勝ち越しだけを狙っているような気がしている。そしてそれは正しい事で、これができていれば最悪でも優勝争いに加わる事はできると思うのだ。最後に勝てるかどうかは別としてね。
火曜からは巨人戦。坂本や菅野がいないけれどデータをどれだけ集めて使えるかが問題でしょう。楽天には強力打線はないわけだから悪くとも3失点以内でないと勝利は難しくなるもんね。
しかし調子が良いから打つのだろうが、マーティン、レアード、杉本など全投手が相手の主砲にことごとく本塁打を打たれているのが気になる。ヒットならわかるけれど。バッテリーコーチはどういう攻め方を指示しているのでしょうね。
※拍手コメントありがとうございます。
★りりはちさん、1番が出ないので浅村は打ったとしても2ラン。やはり5~6番に大砲が欲しいですよね。しばらくはディクソン7番でしょうが。もうしばらくは我慢してみたいです。じゃないと1イニング5点なんてとれるわけがないですからね。
★大阪近鉄さん、マー君はたぶん、よくてあんな感じじゃないでしょうか。メジャーでも完封なんてしてませんしね。あちらでは通用しないストレート主体に戻せばかわるかもですが。
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