- 2023/10/03
- Category : 楽天イーグルス
すべての元凶は・・・
例えば、高田孝一が二試合に一度は早い回に大炎上して負けている、そして炎上は３回に２回のペースになってもローテから外さない。こういう時に高田孝一に責任があるだろうか？
どう考えても起用する監督、首脳陣が悪いのである。
首脳陣といっても基本的に決めているのは石井監督だから彼が最も悪いことになる。だって、田中マーと同じ成績だったら普通は夏前に二軍に降格で二度と上げてもらえないよ。
要は浅村とか鈴木大地とか田中マーら自分の誘いで入団させた大物には厳しく当たれないんだと思う。島内も二年連続で記録を作ったが待遇面の不満をいったのだから言えなくなってしまったのでは？
「お前、よくないから二軍に行って調整してこい」ってこれを遠慮して言えないんなら監督できないよね？で、みんなにそうかと言うとそうでもない。キャリアがない選手、例えば自ら獲ってきた高田萌なんかは起用して撃ち込まれたら二軍でどんなに好投しても居ないも同然の扱い。
島内の時だって試合にも代打程度で出してスタメンで使わない期間が長すぎた。結果、二軍帰りで復調したんだから、なんでもっとはやく二軍調整させなかったのか？となるじゃない？やはり、言い出せなかったのだろう。浅村なんかもっとそうで「二軍にはいかない」という契約があったかもしれないが、ただ４番に置いてみてるだけ状態。
だって和田や渡邊（佳）のように結果が出なくて再度降格になったら次はいつ上がれるかわからないというのではないんだよ？
田中にしても浅村にしても島内にしても短くて二週間、長くても一か月で戻ってもらわなければ困るわけだから、あくまで期間限定である。それなのに、そんなことも怖くていえないんか？
今日は藤井が投手陣に入っていた。これは負けられない試合だから田中が早い回に点を取られるようなら即藤井にスイッチするためだろうと思った。藤井は前回ソフトバンクに５回１失点で勝ち投手になっているからね。本当は藤井を先発にして田中を第二先発でもよかったくらいだ思う。
そして田中は初回にエラーも関係なくポンポンと長打も打たれて２失点。これっていつものパターンだからここで交代でもよいと思った。「いやベテランだから修正してくるはず」とかいうけど、これまで修正できたことないでしょ？もう追いつけないほど失点してたでしょ？これはもう結果として出ていますよね？田中が炎上したら、もう勝てないって！
そして２回にも１失点。これもう駄目のサインだよね。今が春ならいいよ？でも絶対負けられない試合に初回２失点した投手を続投させて２回にも１失点でこれはもう交代させなかった監督の責任。
結局、３～５回までは無失点だったが、苦手な左腕相手に３点ビハインドはかなり大きい。
そして、このあたりから、もう訳が分からなくなったのか妙な采配が続く。
まず、左打者がつづくからといって鈴木ソラを投入。今や勝ち継投ではないけれど鈴木は左相手に出て行って必ずヒットか四球でランナーをためて、交代させられて代わった投手が打たれて自責点がついている。ここしばらくずっとである。
これから逆転を目指そうという時に出す投手ではない・・・ことはわかっているんだろうけどなあ。
もっと不思議だったのは阿部の起用。前回、左腕の田嶋の時はいつもの浅村、村林、太田以外は全員左だった。何で同じ左腕で急に阿部を出すのか？しかも出すなら出すで打席を与えておくべき。阿部は前回試合に出てから一週間は打席に立っていないのである。
そして、もっとも不思議だったのが、小深田がヒットで出てノーアウトランナー一塁の場面。今まで代えたことのない小郷に代打。ここ数日打撃も守備もよかった小郷にである。
ま、スライダーに全然合わずに三振していたから、「これは打てない」と判断したのかもしれない。じゃあ右の代打だ、となるのもわかるし、それは伊藤しかいないのもわかる。
しかしアクシデントで大関はマウンドを降りて右腕の又吉が登板する。
これって普通は代打の代打でしょ？
だって、伊藤は右腕が打てない（と思っているから）左腕の時しか打席に立たせてこなかったわけじゃないですか。なのに何でこの時だけは打てると思ったのだろう。しかも伊藤は二週間弱打席に立ってないんですぜ？
大好きな銀次や代打打率の良い鈴木大地や渡邊（佳）と３人もいるのである。しかも６回となれば出し惜しみしている場合ではないのだ。それに誰を起用しても小深田をレフトに回せば小深田を引っ込めることなくサードでもファーストでも埋まるのに。
そして、さすがに甲斐だし盗塁失敗はすべてのチャンスを潰すからできなかたかもしれないが、エンドランなどでゲッツーを防ぐことはできたはずなのだ。それなのにただ打たせた。伊藤はファウルを見た限りでは得意の引っ張りをするような感じだったし最後に打たされてい待った時に何とか右方向へ打ったにすぎず絶好のゲッツーとなった。
この時点でアタシには監督は「もう今日はいいや、負けても。明日もあるしな」と思っているようにしか見えなかった。
また、田中とのバッテリーを炭谷にしたのも疑問。前回は確かに炭谷とのバッテリーでよかったが、別に安田と組んだ時だけ炎上しているわけでなく炭谷と組んでも炎上している。で、炭谷は打てない、刺せない、止められない、走れないと四拍子そろったほぼ失格捕手でもある。リードは絶品という声もあるだろうが、それはリードの通り投げる能力のある投手がいる場合だけである。太田か安田という少しでも打力のある捕手にすべきだったような気もしている。
もちろん、キャリア組に強い態度を取れないのが石井監督のせいではないかもしれない。
「田中は楽天で２００勝させるんだから絶対二軍にやるなよ、あと銀次は楽天の顔だから絶対にシーズン中には一軍に上げろよ！島内は不満を持っているようだから刺激しないように一軍に置いておけよ」という「天の声」があったのかもしれない。
ただ、この場合も監督が誰に代わっても同じことが続くわけだから、それを承知して監督を引き受けた人の責任であるといえよう。
さて、明日も負けたらもうおしまいだが。先発はこれまた苦手左腕の和田。右を出せば済むという感じもない。今日も打てなかった右打者のひざ元に落ちるスライダー、右打者のひざ元に食い込むクロスファイヤーが得意だから。そして和田は５回で降りることが多いが、その後は誰も打てなかった藤井や津森、オスナが来るわけだから楽天で打てる人はいないでしょうなあ。
また、岡島はもう疲れが限界に見えて仕方ない。以前は島内レフトなどで休ませている時期もあったが、もう残り数試合だから頑張ってもらおう、という目論見かもしれないが。
一日一膳１ヒットで我慢してきていたが、もう１５０ｋ超えのボールにはスイングが遅くてついていけない。かなり着払いのスイングが多い。
そして小深田の都合で急にライト守備をさせられたが、もともと岡島はレフトもライトも相当上手い方だと思う。
しかし、今日の１点目のポテンヒットのバックホームは岡島とも思えぬくらい遅く捕手まで届いていなかったし、ライトフライの打球も普段はもっと早く打球に追いつきグラブの土手に当ててしまうような選手ではない。フェンスが近いからとか解説者が言っていたが慣れているPAYPAYドームである。映像ではボールの落下点まで追う際に足の回転が遅くもつれているように見えた。
誰もがしるように岡島は春だけよくて夏ころにいなくなる選手だった。チームもそれを知ってか（今年は４月はいなかったけど）休ませながら起用して１シーズン持った、という感じだろう。
例えばレフト小深田にして一試合休ませるという手もある。この場合はサードに鈴木大地、ファーストに阿部か銀次が入れることになる。
もしくは疲れで岡島が打てないなら、打てないのは同じだから守備の良い田中カーを起用するという手もある。
さすがに今日は考えたのか勝ち継投（当落選の人も含めて）使っていない。
松井、渡辺翔太、ソン、酒居、内などである。
則本は中５日だし、イメージではPAYPAYドームで膝をついていることが多いような。
もう５回なら５回と割り切って後は上記のリリーフで行くしかないようにおもいますな。
相手が和田ならなりふり構わずやってほしいですね。今日もソフトバンクがセイフティバントで何度も田中を走らせましたが足の速い選手はアウトになってもなるべく投手が走らなければならない場所にバント、バントという手もある。
ま、今日は中盤で試合を捨てたという事は明日は絶対勝てるという布陣で来るのだと信じることにします。
※拍手コメントありがとうございます
★大阪近鉄さん、やっぱり田中でしたね。２０１３の時とは期待値が完全に逆になりました。月日の経つのは早いものです。まず、まずは明日の１勝ですね！
★りりはちさん、なんか久しぶりに左腕をまったく打てなかった気がします。その後の剛球投手は前から打てませんでしたけどね。明日の則本は良いからって引っ張るのはやめたほうが良いと思います。また鈴木ソラは今年は出してはいけないでしょう。いっそ抹消して別な左腕を充当したほうが良いように思いました。
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