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楽天イーグルスは死んだ・・甦るか?

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まだ我慢してろって事なんだろな

まーた、おんなじことやってるなあと思った。早川は必ず6回に失点する。その時リードしていれば勝ち継投で勝ち投手。失点でリードされたらビハインド継投&援護なしで負け投手。
今日なんて初回から安打、長打とピンチばかりで無失点は奇跡的。5回無失点なら「よかったよかった」で継投すればいいのに何毎回同じ事やってんだよ!と思ったけれど。

監督インタビューによれば、彼はエースになる投手だから6回を抑えなければならない、と。今後も6回以降も投げさせるといったような事を言っていた。そう言われれば田中マーも則本も岸も涌井も若いころ(今もたまに)完投はもちろん完封も多かった投手だ。確かに目先の勝ちにこだわって毎回5回で降ろしていたら、5回までしか投げられない先発投手が出来上がってしまうもんなあ。

ただ、正直な心情としては育成を表に出すのなら「優勝」とか「がんばろう東北」とか言わないで欲しいよな。ま、「今年はすべて育成の年なので絶対に勝てません」とは営業上言えないだろうけど。
直接は言っていないけれど監督としては3失点の早川がどうこうではなく3点すら取れない野手陣が負けた元凶だと思っているようだった。
なんだか覇気がない、というか。例えば浅村は二回ほど内野安打の可能性がある打球を打った。一つは内野手のファンブルで、もう一つはピッチャーが弾いて転がって内野手がカバーして拾ってから送球というシーン。どちらもギリギリか?という感じだったが楽々アウト。どう考えても全力疾走していないのだ。少なくともファンブルや弾いたのを見るまでは歩くように走っていた可能性がある。西武の驚異的な連勝時期のヘッドスライディングの意気込みはもうないのか?まあ、ヘッスラするような場面じゃないけど。ただ、誰も打たないから大きいの打とうとしたけど駄目だからもういいや、とやる気がないように見えてしまう。

まあ、今の楽天打線は12球団で最弱かもしれない。そして誰もが指摘するだろう弱点がDH枠とセンター枠である。DHは本来、守備は駄目だが長打がある、選手が入る枠だが楽天ではお休みさせたい選手を入れる枠だった。今では「仕方ないから入れてみるけど期待はしない選手」の枠になっている。だって内田、横尾、黒川くらいしかいないのだ。そして今日は銀次。確かに銀次は宮城からはこうやって打つのだ!というお手本のようなレフト前ヒットは打ったけど。4の1で単打なんて選手はDHじゃないでしょう。マルチも打てない銀次は1アウト3塁での代打がいいところだろう。
センター枠は辰己を入れても田中を入れても攻撃時には透明な人になってしまう事、それで本職じゃない山崎まで出したんだろう。武藤も二軍ではイマイチなので無理だろうしセンターは当面シングルヒットと盗塁の可能性がある山崎でいいんじゃないでしょうか。

ところで、今日は二軍の試合も見た。ディクソンが2打席連続本塁打、その後レフトへの早い打球での安打と当たっていた。始めは得意な高めの変化球を強振するもレフトポールのやや外でファウル。次のインコース低めのストレート(ケイスケ ホンダなので球速は不明)をジャストミートして左中間へ大きなホームラン。二本目は高めの変化球をこれまた左中間に大きなホームラン。安打は打球が強すぎてシングルになったがこれもまた真芯でボールを捉えていた。セカンドランナーにいたときにタイムリーで一気に本塁突入した際の走りのスライディングも素晴らしかった。

一方、カスティーヨはタイムリー含む5打数3安打。一本は低めのボール球を救い上げてセカンドの上を抜くヒット、二本目、三本目は浅村を思わせるような右打ちでライナー性の強い打球のヒット。外角球を楽々右に強く打てるのなら、かなりヒットを打ちそうな感じ。

また、渡辺(佳)は逆方向ばかり4安打。内角を攻められたらどうかはわからないが、宮城のような左投手は大体が左バッターの外へ逃げる球で勝負する傾向があるので、彼ならそれを逆方向に安打できそうではある。左の左投手用代打として置いておくのは内田を置いておくより良いかもしれない。長打はないけどね。

で、こう書くと誰がどう考えても「早く入れ替えろよ」と思うはずでアタシも思った、
でも石井監督はボーっとしているようでシタタカである。「今じゃない」と我慢しているのではないか?つまり明日負けても、次負けても3位になってもゲーム差が3~4なら7~9月でいくらでもひっくりかえせるのである。つまり現在1位にいる事なんてなんの意味もないわけですな。だから勝手な予想なんだけど、さっそく明日にもディクソンとカスティーヨを上げる、ということはないと思う。
もし、昇格させて「実はもう少し調整が必要だった」となればもう後戻りはできない。また内田、横尾をDHで起用するしかなくなる・・・ということは勝機がないということだもんね。

なので、「ここが山場だ!」というときに万全な状態にしたディクソン、カスティーヨを昇格させて打線を一気に変えるというタイミングを狙っているんでないだろうか?

これまでの楽天は夏場から一気に降下しても何もしなかった。「どうにか頑張るしかない」とか精神論ばかりでファームにも良い選手はいないので、それまでの不調選手を起用し続けて沈んでいったのである。今回はまだ結果はわからないが外国人二枚の切り札を持っている。その切り札を一番よい状態で一番よいタイミングで出すことこそが石井監督が今、なんとか我慢しているという事ではないかと思いましたの。
なので、明日負けて2位か3位になっても、もう終わりだとは思わない事に決めているのです。
もし、この二人が打ち出して、浅村も呼応するように打ち出せば5~6ゲームなんてアッという間に逆転できる打線ができあがるわけですからね。
ところでディクソンはライトが濃厚。岡島はもう終わりかと思ったが今日は一人、宮城のスライダーをジャストミートしてセンター前ヒットを打ったし、守備でもよいプレイが二つもあったのでまだ外したくないところ。なので危険を承知でセンター起用はどうでしょうね?

※拍手コメントありがとうございます。
★大阪近鉄さん、岡島はもう少しできると思います。ただクローザーの剛球投手の場合は代打出したほうがよいかと。
★りりはちさん、おっしゃる通り、初回小深田がノーアウト出塁。ロースコア確定ゲームだから鈴木にバント、浅村、岡島のタイムリーに賭けるのが普通ですよね。いつでもバンバン打てると思ってたんでしょうか。
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